ヒンジを作る

そこそこ強度のあるヒンジを3Dプリンターで作ります。
ヒンジのデータはネット上にたくさんあるんだけど、工夫しないと強度が心配です。なのでダウンロードせずに自分でモデルを作ります。
大事なのはプリント方向と補強です。

ヒンジは左右パーツのマージンを縦方向に積層2回分と横方向に0.5mm程とってあります。この状態でプリントすればサポートが必要ありませんね。
接合&稼働部分が強くなるようにこの方向でプリントします。

積層間の接着が強くなるように少しだけエクストルーダの吐出し量を多くしました。奥で倒れてるスプールが気になりますがプリントには問題ありません。^^;

3Dプリントでは積層方向の強度が弱いので、このままではネジ止めする部分が弱くなります。それを補うため、補強パーツをプリントして仮止めし、ABS用接着剤を流し込みます。

強度の出る積層方向でプリントした補強パーツを入れてやれば、使用時の積層割れが防げるのと、取り付けネジを強く締め付けることができます。

軸はM4ボルト+ナイロンナットです。ナイロンナットは緩み止めタイプなのでこういう時は重宝しますね。^^

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