クローゼット扉ガイドローラーの修理

ガイドローラーはクローゼット扉の下レールの垂直方向への動作を抑制するものです。
扉は上で吊ってるのでガイドローラーはそれほど負荷はかかりません。それでもよく使うクローゼットのガイドローラーは5年もすると消耗してしまい異音がしたり動きがおかしくなったりします。

柱側(左)はあまり動かないから消耗が少ないですけど、よく動く方(右)は薄くなってます。もう少し消耗すると割れてレールとスチール部が接触することになります。

この部品は消耗品なので購入ができるのかもしれないですけど今回は修理してみます。

ノギスでかるく寸法取って設計します。

このまま3Dプリンターでプリントするのが簡単だけど適した素材がないから今回はCNCで切削します。在庫のあるエンジニアリングプラスチックのMCナイロンから削り出します。

左は原因不明でCNCが途中ストップ。。再度切削したのが右側。

これを擦り減ったものと入れ替えます。

仕上処理を省いてるので少々毛羽立ってます。。^^;

こんな感じでレールの上をスライドします。

取り付けた状態。

厚みがしっかりしてて安心感がありますね。

これでまた5年は頑張ってもらいましょう。^^

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