DragChain はケーブルを保護する為のものです。
動画を見て分かるように、現状ではケーブルがDragChainの中に入っておらず見た目やその役割ともにあまり良くないです。
これは完成後に仕様変更した為で、このケーブルを収めようと思うと一度DragChainを外し再度ケーブルを通し直す必要があります。当初の設計よりもケーブル本数が増え、現在使用中のDragChainの中に全てのケーブルを通すことはケーブルへのストレスが増してしまい保護という役割の意味がなくなります。また、DragChainをクローズドタイプでプリントした為、後からケーブルが増えた時にDragChain内にケーブルを通すのがとても大変なのです。
これが現状のクローズドタイプ。
再設計後のオープンタイプ。(+サイズアップ)
上部のバーが外れるようにしました。
これを3Dプリントしていくのですけど、本体とバーとのマージンを決めるのがとても大変で、きつくてもゆるくてもダメなので0.1mm単位で変更しながらトライアンドエラーを繰り返して最適なマージンを決めます。
最適なマージンが決まったら、後はひたすらプリント。
只今本体側を量産中。。
本体6個でプリントタイムが 3時間40分。
必要数 31個。先は長い…
コメント